あんまり熱中して読むことができませんでしたが、
やはり後半になると熱中してきます♪
その人の人生をちゃんと知っているからこそ
その人の死がとても悲しく感じます。
最後は結構泣けました。・°°・(ノ_δ、)・°°・。
個人的に印象に残っている言葉。
オトンのセリフを抜粋すると・・・
「まあ、これからおまえが誰と付き合うにしてもやなぁ、
女には言うてやらんといけんぞ。
言葉にしてちゃんと言うてやらんと、女はわからんのやから。
好いとるにしても、つまらんにしても。
お父さんもずっと思いよったけど、おまえもそうやろう。
1+1が2なんちゅうことを、なんでわざわざ口にせんといかんのか、
わかりきっとるやろうと思いよった。
そやけど、女はわからんのや。
ちゃんと口で2になっとるぞっちゅうことを
言うてやらんといけんのやな。
お父さんは、お母さんにも最後までそれができんかった・・・・。
取り返しがつかんことたい。
やけど、まだおまえは若いんやから、これからは言うてやれよ・・・・。」
世の男性陣に、よく読んでいただきたいお言葉でした♪ (*ノノ)
【ストーリー】
「いつか本当にやってくること。
確実に訪れることがわかっている恐怖。ボクが1番恐れていること」。
あまりにも日常的で、いることが当たり前だと思っていたオカンの死。
本当に大切なものが、こんなにも身近にあると気づかされ、
笑った後に泣かされる、著者の自伝的小説。
【東京タワー オカンとボクと、時々、オトン】
著者:リリー・フランキー
出版社:扶桑社
サイズ:単行本/449p
発行年月:2005年06月
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